涙なしには読めませんでした。今巻も読了後の満足感がすごいです。

いや４巻の情報量の多さよ。ここまで無料の方でちびちび読んできてたけど、ちょっと前から薄々感じてたこと(マルコの恋人に関する憶測)を確かめたくなって伏線探しするために全巻買いました。全く後悔してません。５巻で終わっちゃうとか嫌すぎる。

巻末の設定資料の衝撃が地味にでかい…
上の人の収集物一覧、個々の願い事と代償のバランスの差が極端だけど、上の人的には釣り合いが取れてるってことなのかな…
ケデル消滅の原因になったっぽい願い事、子の未来を願うのに代償で星がなくなるのは本末転倒では？と思ったけど、「母星」ってことは寄生虫学者とその家族はもう他の星に移住してるってことか…寄生虫学者なのに自身と家族は寄生虫の手術はしてないってのが深い…

テキューのお話のとき結婚をここでしたの？ってマルコが驚いてたけど、ロシアでは法的に禁止されてるんだって調べて初めて知った。ただ素敵なおとぎ話に浸らせてくらるだけでなくて隅々まで読むと深く考察できる面白いお話です。