本当に素晴らしい作品です
槙生ちゃんが朝にかける言葉に自分も救われた気持ちになるし、悩みながらも生きている人たちの力強さに感動しました…
最後の、緊張しながらも、世界を変えたくてツイートボタンを押す彼のシーンに泣けてしまった。くだらないかもしれない、何にも変わらないかもしれない、でも変えたいと思う気持ち、それを肯定してくれているようで。
あさ、いいぞ、いけーっ!^ ^
槙生ちゃんが最初からずっとイケメンで
こんな彼氏が欲しい。
意図的に色を加えずに紡がれる槙生の言葉が、すっと心に入ってくる。
本当に素敵な本。
いやもう、すごい。なんでこんなの書けるんだろう。
槙生ちゃんとみちさんの関係が素敵。朝パパはママ友から見ても謎の存在だったんだね…実里さんも闇が深そう。
槇生ちゃんが実在してたら友達になりたい
「誰のために何をしたって人の心も行動も決して動かせるものではないと思っておくといい
ほとんどの行動は実を結ばない
まして感動も見返りもない」
槙生さんの台詞を何回も読み直した。希望がないはずの言葉なのに作中は希望に満ち溢れてくる。朝が考えてもがいて、なりたい自分になってゆく瞬間が描かれている。心が疲れきった時に異国日記を読み返す。言葉に希望がない様に見えるのに何故か癒される言葉の漫画、優しい。
ヤマシタトモコさんの性別とか嗜好とかそういうことに対する受け止め方、世の中のこと、いろいろなことを教えてくれるところが好きだあ…説教くさくないのが良いんだよなあ…
生きてる社会の中で気づかないうちに背負ってた重い荷物や勝手に自分が作ってた重圧とか理不尽な事に対して「あなたはあなたのままでいい」といってくれるような巻だった。この漫画の一つ一つの言葉が、もう自分の核となる部分の一部になってて染み込んでいるのがわかる。
こういう漫画に出会えて良かった、なんか読んだ後に生きていたいと思った