最 & 高
私の心の中の言語化、具現化 です
話の内容の割に人間が上手くないから説得力ない
けど主人公の生々しい丸出しの感情が良いと思った
わたしは音大出た民だがわかりみは少しある
東村アキコが自伝で「芸大を目指すのは金持ちの道楽」と自虐を込めてギャグタッチで吹っ飛ばしていたが、現実は本作の登場人物——月岡さんや瀬野さん——自分自身のセンスを誰よりも信じちゃいない、自分より絵の上手いひとに対する羨望と焦り、絶望を抱える上に家族からのプレッシャーにもさらされて地獄なんだと思う。
卒業しても芸術家として名を上げるひとはごく限られてるし。
その地獄に足を踏み入れたひとたちの話だ。
地獄みたいな展開が続いてますが次巻で最終話なのは悲しい!!もっと読みたかったです!!人間の心情をリアルに生々しく表現していて面白かったです。主人公がいい意味でも悪い意味でも感化されやすく、自分軸のない子なのが妙に共感しますね。
見てて痛々しく感じるし、きっとこの頃が黒歴史になるんだろうけど、この頃があるからきっと未来のみゆうちゃんは素敵に変わるんだろうな!不器用でも足掻いていかないと変わることは出来ないもんね!
自分がなさすぎる女って感じ?
美優ちゃんの醜く足掻く感じが本当に好きだ。愛おしい。
嫌なことには蓋をして、逃避して、思考停止することが多いけど。足掻くための逃避は逃避じゃない。
狂人になれる人は道の過程にいて、その道の果てはやっぱり暗くて。どこかで気持ちに折合いはつける必要があると思う。
きっと、読んだら少し不安になって、自分の中の止まった時間について考えさせられると思う。マジでおすすめ。
面白くもあるが、読んでてとても苦しい。
美大受験の物語というより、人間の感情を強く描いてる。