5/52024/01/26 ボタスキー

自分の他にもう一人だけでもいれば世界が成り立つのかな
楽に生きて行こう

5/52024/01/26 さかな

少女終末旅行と対照的という風に作者様も語られている通りの作品でした。
大多数の滅亡が主人公2人を苛んでいた前作とは反対に、今作の主人公2人は少数からの創世を行っています。
長い時間の経過による歴史や事物の欠落が描かれた前作に対し、どこまでも引き延ばされる現在の生成が今作にはあります。
非常に観念的で、エンターテイメント性は初めから他の様々な漫画作品との比較対象に置けるものではないものの、傑作です。