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中2の奏多は、優秀な兄と比べとりえのない自分と、代り映えのしない毎日に退屈を覚えながら過ごしていた。いつものように仲間たちと悪ふざけで忍び込んだ先は「VR研究部」。この日、奏多は運命的な出会いをする。
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