内容紹介
螺旋階段の下をのぞきこむときのあの一瞬の眩暈。目を閉じて、今一度その奥底にみたものを反芻してみる。誰もが自らの魔性を感じる瞬間だ…。神戸。とあるレストランで、1人の美女が男を誘うかのようなたたずまいをしていた…。そして男とベッドを共にしたその女は、あろうことか自分の夫を迎えに寄越すのであった。そして物語は螺旋階段のごとくあらぬ方向へ…ぐるりと回り始めていく…。表題作の他、短編5作を収録。望月玲子先生のミステリー傑作選!
コメント 16
2021/03/12 かかまる
一人暮らしで朝に魚は焼くのは少数派だと思う
2021/02/14 rururu
倭文谷煌子と書いてしずたにこうこ? すごいお名前。 そして落ち着いた三十路。