内容紹介
魔女狩りという名の暴風が吹き荒れ、罪なき人々の悲鳴がこだまする中世ヨーロッパ。この混沌の時代に野望に燃えた領主がいた。彼は悪魔崇拝によって欲望を叶えようと画策し、今一人の少女を狂気の宴……<サバト>の真っ只中に放り込んだ! 娘が生贄として命を散らすその刹那、現われた半裸の美しい男は、傲然と言い放った。「これは私がもらう」。その瞳、そのほほえみは、たしかに人間のものではなかった……。光と闇を併せ持った魔人・ラガラをめぐる連作ストーリー。あるときは退屈しのぎに妖魔を斃し、あるときは血生臭い復讐にすすんで手を貸す。彼にとっては闘いも宝物も、生命さえもゲームの一部にすぎないのか!? シリーズ第1巻(全3巻)!!
コメント 8
2021/09/04 マリーゴールド
デイモスの花嫁、高階良子とか同じような時期なのかな。
2020/09/02 未設定
魔女狩りが横行してるのに、領主夫妻が悪魔信仰。 領民はいい迷惑だけど、実際の魔女狩りも財産を没収するとか裏の目的があったって話だから、上が悪いとどうにもならないよね。