内容紹介
27歳になる篠原沙帆(さほ)は大学時代からの恋人である弘一(こういち)とは遠距離で、月に一度、たまに東京でしか上映していない映画を見に来る時に会う程度になっていた。大学時代からのつき合いで、もう8年が経ち、この先も変化のない日々を彼と過ごしていくのかと悩んでいると、そこへ結婚を前提に付き合いたいという男が現れ…!? 表題作のほか、エリートだけど浮気をする男か、一緒にいて楽だけどフリーター男どっちがいいかを悩む話、結婚話が出ると逃げちゃう初恋が忘れられない話など、気になる短編集!
コメント 36
2022/03/14 PQRS
昭和30年くらいの人の話じゃ...
2021/10/04 なつみかん
後朝の別れですね。 平安時代、夜を共にした男女が翌朝に別れることで、当時はそれぞれが着ていた衣を布団がわりにしていたことによります。 当時は妻問婚だったことにも係ってるんでしょうが、他所にも妻がいるのも当たり前なのであって、 とりあえず不穏。。