内容紹介
後宮では賢さこそが美しさ。13世紀、地上最強の大帝国「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになった女・ファーティマは、当時世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身。その知識と知恵を持ち、自分の才能を発揮できる世界を求めていたファーティマは、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人でモンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネと出会い、そして……!? 大帝国を揺るがす女ふたりのモンゴル後宮譚!【※この商品は「天幕のジャードゥーガル」を1話ごとに分冊したものです。購入の際はご注意ください。】
コメント 40
2024/05/15 ぐみん
この話知ってる!!知識の大事さってやつやっけ
2024/05/14 しめさば
この作品がお好きな方、ぜひ伊藤悠先生の「シュトヘル」も。この物語が始まるほんの少し前、チンギスハンに滅ぼされた南宋の文字をめぐって、文字とは、知とは、生きるとはを描いたお話。