内容紹介
誰のことも愛せないヴァンパイアと一人の人間しか愛せない人狼。 リバーフィールド地域にある二つの学校の大人気グループである彼らの前に正体不明の一人の女子生徒が転校して来て以来、恐ろしい事件が起こるようになる。 相手の仕業だと思ったヴァンパイアと人狼たちは互いに警戒心を抱くが、それと同時にどこか怪しい転校生スハに強烈な魅力を感じ次第に夢中になっていく。 前世から続いてきた強い運命で結ばれた少年たちと少女、その正体は少しずつ明らかになり、彼らの世界は完全に変わり始めていくのだが… 「僕が君を信じてるってことをわかってくれたとき、君が君自身を信じられたとき、そのときは絶対に僕の首を噛んでね」 繋がりを通して発見し、成長する少年たちの大叙事詩。 黒の月:月の祭壇 with ENHYPEN