内容紹介
残酷な運命が温かな月光に染まり、愛となる。 卑しい踊り子だった母の死により、12歳で成長が止まってしまった第5皇女の琉璃。 「粃の姫」と呼ばれる彼女は、皇宮の隅で息を殺してひっそりと生きてきた。そんなある日、琉璃は帝国西北部の主であり殺人鬼として悪名高い「黒王」の四人目の妃となることが決まる。 三人の皇女が妃となったが、相次いで命を落としたことから、妻を喰らう鬼の異名をとる黒王との結婚。 果たしてこの結婚、琉璃にとってチャンスとなるのか、それとも新たな絶望をもたらすのか。
残酷な運命が温かな月光に染まり、愛となる。 卑しい踊り子だった母の死により、12歳で成長が止まってしまった第5皇女の琉璃。 「粃の姫」と呼ばれる彼女は、皇宮の隅で息を殺してひっそりと生きてきた。そんなある日、琉璃は帝国西北部の主であり殺人鬼として悪名高い「黒王」の四人目の妃となることが決まる。 三人の皇女が妃となったが、相次いで命を落としたことから、妻を喰らう鬼の異名をとる黒王との結婚。 果たしてこの結婚、琉璃にとってチャンスとなるのか、それとも新たな絶望をもたらすのか。