内容紹介
皇女ティシポネは幼い頃、魔女に呪いをかけられた。 それは、初体験を奪った相手と1年以内に結婚しなければ死んでしまうというものだった。 結婚式の誓いの際に、相手が心からティシポネを愛していれば呪いは解かれる。 呪いが始まることを避けるため、ティシポネはこれまで一切のアプローチを拒絶してきた…帝位継承者指名パーティの晩に何者かと結ばれるまでは。 しかし、ティシポネはその一晩限りの相手が誰だか思い出すことができない。 自分の命を守るため、ティシポネは必ず“犯人”を見つけ出し、何が何でも相手に自分を愛してもらわなければならないのだ。