内容紹介
若き王と美しい女人が御簾越しに座っている。 白く細い指でページをめくる女人は 魅惑的な声で書籍を読み進めるが… 殿下、男女の陰陽とは互いに感じ合ってこそ織りなされるものです。 身体も心も熟し、同じ船に乗ったまま愛楽を感じるとは なんと心地が良いことでしょうか。 冬の夜の100日間、王に書籍を読み聞かせる女人。 際どく艶めかしい緊張の末、一瞬で飲み込まれてしまう。 互いに深く求めあう二人。 隠していた秘密が明らかになり、すべてを解き明かすまで 王と女人はただひたすらに、夢の中を漂うのであった。
コメント 144
2025/07/18 jen
読んでてだんだんわからなくなってきたので2周目しに来ました
2025/07/18 ebd
一瞬だけでもいい 心から 私を想ってくれ 永遠に私は この男の恋情に 応えてはやれないだろう…… 哀れで 切なくて 辛すぎます 涙 好転することを 切に望みます