内容紹介
俺は下りる生きて家族のもとへ帰るんだ──。K2東壁に単独で挑んだ文太郎は、遂に人類未踏の領域に到達。しかし悪天候が兆した…。文太郎は撤退を決意。だが生還を焦ったことで、“死の領域”で重大なミスを犯してしまう。極限の雪山で文太郎が迎えた運命とは!?現代に生きる「加藤文太郎」の生き様を描いた山岳ロマン、遂に完結!!
レビュー4
5/52023/12/10 バケツ
悩み抜いた末、原作、史実、そこへ辿る道ではなく、もう一方の道を選んで下さった先生に、心からお礼を伝えたい。 それだけこの漫画での文太郎は、現代を生きる人間としてリアルだった。色んな社会問題に翻弄される不器用な青年。唯一救ってくれたように感じたモノに執着してしまうのは、文太郎だけじゃない。 でもそこで果てる美学ではなく、人としての温もりを最後に選んだ。 再度、先生、ありがとうございました。
5/52022/01/19 ロカボ
読了。彼の生き様、苦しみ、幸せ、様々な想いを感じ取れました。イノサンで先生の作品に魅了され読み始めましたが、読み終わった後のこの気持ち、大満足です。是非皆さんも最終話まで読んでください。