内容紹介
ある日突然、強盗事件の被害者となり殺されてしまった父親…。理不尽に家族を奪われ、遺された家族たちはPTSDによる鬱病、体調不良による退職などに見舞われながら、日々を過ごすことになります。やがて犯人は逮捕され、裁判に出廷し…。周囲や警察のサポートでどん底の状態から少しずつ立ち直っていった「殺人事件被害者家族」が、当時の状況をありのまま描いたノンフィクションエッセイです。
レビュー1
5/52019/12/19 こみちか
物語を紡ぐ事で、作者の心の痛みが和らげばいいなと思いました。悲しくても生きていかなきゃいけないものね。丁寧に残された家族の気持ちや状況が描かれていて泣いてしまいました。