声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 3

更新ステータス
マンガ
作者
安武わたる
掲載誌
ストーリーな女たち
出版社
ぶんか社
5 (3)

内容紹介

最下層遊郭に売られた少女が見る、この世の地獄!! 明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高値で女衒に売られ、チヌは下層遊郭の須賀屋へ売られた。初めて客を取らされた夜、海に身投げしようとするチヌだったが地主の息子・公三郎に救われる。その後、須賀屋はつぶれ、チヌは高級遊郭の東陽楼へ売られることになるが……。


レビュー2

4/52020/03/25 にゃー

昔、瀬戸内海のとある島の遊郭を見学したことがあります。 生々しい痕も残っていて、売れていようが何だろうが辛い生活だったことだと感じました。 また行ってみたいと思いますが、島の名前が思い出せない…

5/52019/04/27 るるる

チヌの性格が、良い… 辛い境遇で、苦しい思いしながら、でも人に優しくできるチヌ… 私なんて、ちゃんとした仕事があってスマホもあって、カラオケ行ったりして、でもまだ満足してないからなぁ… この時代は今と幸せの基準も違うし、色々考えさせられました。 私もチヌみたいな、人の痛みが分かる優しい人になりたいと思いました…


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