内容紹介
堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ――。昭和20年3月某日、平穏だった日々は一変する。日本兵の隠れ場を狙い撃った米軍の襲撃。多くの仲間を失った長い1日を生き延びた田丸らは、再び日常を取り戻すべく、立て直しを図る。そして迎えた同年8月15日。日本という“国”は戦争を終えた。では、ペリリュー島で生き残った兵士の“戦争”は――!? 来るはずのない反攻の日。その日を待ちながら、生きる。戦場で過ごした若者たちの“青春”――真実の記録。
レビュー3
4/52022/10/18 みみちゃん
私の祖父は車の運転が出来たためヤップ島に配置され病気の為戦死したと聞いています。語り継ぐ人が高齢になりだんだん戦争の話はTVの向こうからしか聞かなくなりましたがこのような作品はずっと残されてみんなが読んで行かないとならないと思います。戦争はやめましょう
5/52019/08/07 名乗るほどの者では
紙媒体で一気購入しました。 まだ子供といっていい若者たちの視点で描く戦争。 キュートで優しい画風で、丁寧に丁寧に語りかけてくる。 子供からお年寄りまで、広く読んで欲しい。