内容紹介
「これは空想漫画(ファンタジー)ではない、本格妖怪漫画(ファントム)だ」――『百鬼解読』でおなじみの妖怪研究家・多田克己氏も大激賞、ほのぼのモノノケ物語!!田舎に暮らす静流(しずる)と瑞生(みずき)の仲良し姉妹は、他者には見えない妖怪を「見ることのできる力」と、「憑依される力」を持っていた。拝み屋の祖父の助力のもとで、もっけ=勿怪や自然と人間との共存を軸として、二人は成長していこうとする……。
レビュー4
5/52022/10/26 kuromoyooo
多分この「もっけ」が日本の神や妖怪と人間の本来の関わりを適切に描けている漫画なのだろうと感じる。神道、仏教、陰陽道など系統だった信仰が成立するよりもっと前の土着信仰だった頃の自然に対する畏怖が、姉妹と爺さんの関わりとして自然と描かれている。
5/52017/02/21 リンさん
うん、面白い。