内容紹介
昭和10年、東宮(とうみや)財閥の令嬢・翔子は、一目見て、親の決めた見合い相手、陸軍歩兵連隊第一部隊の秋葉中尉の虜(とりこ)となった。だが結婚する気がないという秋葉の言葉にショックを受ける。そんななか、秋葉たち皇道派への弾圧が高まり、縁談はご破算に。しかしあきらめきれない翔子は、家族の猛反対を押しきり、財閥の家を出て秋葉と結婚した。それがどんなに無茶なことでも、悔いない、幸せな結婚だった……そして起こる2・26事件!信念を貫く男たち、それを支える女たちの激動の愛の行方は!?
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