内容紹介
【陽炎の章】吉原の門をくぐった少女のあの日、胸に小さく灯った恋は……。/【稲妻の章】客(おとこ)を手玉にとって何が悪い。世間知らずの若侍は絶好の相手だったはずが……。/【水の月の章】もう一度あの頃に帰れたように、ままごとのような恋をした……。江戸・吉原を舞台に、生涯に一度、すべてを捨てて貫いた恋の物語3編と、シーボルトと遊女・お滝を描いた『長崎慕情』を収録。
レビュー4
5/52024/09/21 moch
遊郭が舞台の短編集でどれも切なくて読み応えがあります。
5/52019/06/09 あさぴよ
初めて読んだときから宝物の漫画です 絵がとても綺麗です。場面場面で力強い絵になったり繊細になったり…素晴らしいです 紙媒体で読んだ方が描き分けの良さが伝わると思います 物語も、江戸時代や戦国時代での恋の話なのに入り込んでしまう 切ない場面は勿論笑えるところもあって、ぜひおすすめしたいです 私が一番好きなお話は、単行本「江戸カルタ」の「木守り」です。飴あられさんの作品は何度も読み返したくなります!!