内容紹介
「精神障害者を装えば無罪になると思ったんでしょうね」。伊勢谷が門脇に話したのは、とある推論に基づく“詐病”の可能性。門脇は取材を開始するも、「マスコミの論理」の前に、彼は無力であった。その頃、永大病院では早川がニュースによる事件報道を目の当たりにし、精神の変調を来していた。――悪いのは患者なのか?世間なのか?マスコミなのか?行政なのか?
レビュー2
5/52017/04/03 むうに
精神科の先生がすんごいかっこいい。
5/52017/04/02 あああ
実際に精神疾患のフリをして罪を免れる人間もいる。 そして、そういった事が起きる度に精神疾患の患者は異常だと言われる。 こういったことは、社会問題というか、人の心や考え方の問題が浮き彫りになってると思う。 一度この本を読んで見て、自分はどういった考えをもっているのか、再思考してほしい。