内容紹介
中野の古書肆兼宮司兼拝み屋を生業とする中禅寺秋彦こと京極堂。「深秘の御筥」の憑き物落としを終わらせた京極堂は、武蔵野連続バラバラ殺人事件と、柚木加菜子の関係者の憑き物落としを行うため、美馬坂のもとに出向く。五幕に及ぶ憑き物落としで、凡てを救うことができるのか――。戦慄のミステリ、堂々完結!!
レビュー1
5/52023/06/13 yama
姑獲鳥と絡新婦を読んだけど、個人的にはこちらが1番好き。日本書紀や神話などの話を拾いながらら中国ではなく日本的な怪異に触れることができる。 女友達は絡新婦が好きと言っていたし、 男性の先輩(古き良き?オタク)は姑獲鳥が大好きらしい。 人それぞれ好きな作品が分かれるのもそれぞれの作品が似通ってないからであってそこも魅力の一つなのだろう。