内容紹介
関根圭一郎、三十路。仕事が出来て男にも女にもモテるイケメンエリートだが、「鈍感・受け身・器用貧乏」の三重苦がたたって、どこかピントのずれた人生を送ってきた。一念発起した関根君が向かったのは、小さな手芸用品店。編み目を数えるうちに思い出すのは、過去の忌まわしい記憶と、数音先輩の細い細い身体の感触……!?そして出会った手芸屋の孫娘・サラ。ついに関根くんの恋が始まる……かも。
レビュー10
5/52023/02/09 さささ
昔単行本持っていて、懐かしくなって読みに来ました。手放してしまったけどもう一度買おうかな。関根君に癒されます。河内遥先生の漫画、やっぱり良いですね。心にスッと染み込んでいく良さがあります。
5/52022/11/08 もす粉
主人公の関根君は作品紹介には「残念」とあって、冒頭部分だけだと確かにそう読めますが、読んでいくとニュアンスが違ってきます。 関根君が抱えてるものはなかなか重苦しく、痛みとか傷とか言ってもいいようにも思うのですが(おそらくそう読んでも成立します)、タイトル通り彼が恋をすることで起こる変化がこの作品の肝だと思いました。 変化するって時々すごく勇気がいる事だけど、恋はその原動力の一つですね。めっちゃ良い