内容紹介
恋した人は、義理の母。光源氏(ひかるげんじ)を生涯苦しめる、許されぬ恋が始まる。多くの女性と恋に堕ちた光源氏の恋物語は、藤壺(ふじつぼ)の宮(みや)への恋から始まった。相手は父の妻、そして義母。しかし源氏は、決して越えてはならない一線を、踏み越えてしまうのだった……。今こそ読みたい、極上ロマンス!雑誌掲載時のカラー原稿を初めて完全再現した、全巻合計120ページのカラーで魅する大和源氏絵巻!!
レビュー39
5/52024/09/22 えむえむ
私はこちらの作品を読み込みすぎで、自分でも引くくらい誰が誰か区別できます!!笑
5/52024/09/12 ・ω・
大和和紀さんの源氏物語はこの冒頭の「桐壺」のくだりが本当に秀逸だと思う。 原作では割にすっと通り過ぎる前置きのような印象だけど、あさきゆめみしでは主上と桐壺更衣の人物像、出会いと別れが丁寧に描かれ、美しく哀しい。そして幼くして残された光君が本当にかわいくいじらしい。 ここが丁寧に描かれているからこそ、この後の藤壺〜紫上の話がより切なくなると思います。