内容紹介
「私の母は娼婦――そして父は怪物だ」15世紀のイタリア、ルネッサンス時代。現代政治学の祖・マキァヴェッリに「理想の君主」とまで謳われながら、歴史の闇に葬られた英雄チェーザレ・ボルジア。争いに向かおうとする不穏な時代に、全ヨーロッパ統一という野望を抱いた男の戦いの物語。本邦未訳『サチェルドーテ版チェーザレ・ボルジア伝』(イタリア語原書)を精査し惣領冬実が描く、華麗なるルネッサンス絵巻!
レビュー34
5/52022/04/21 どんどん
いい作品です。 読んで損なし! イタリア旅行に行きたくなるね。
5/52021/07/08 arata
良作。一気に12巻まで読みましたが、15年かけて12巻刊行も頷ける、物凄い描き込みの美しさと、造詣の深さです。 このチェーザレ、「イタリアの織田信長」と言われるのも頷ける。まだ「イタリア」という言葉も概念もなかった時代に、イタリア半島の統一をしようとした人の半生の物語。 世界中で読まれるべき日本の漫画だと思います。