内容紹介
弟夫婦と一緒に暮らしていたはずの母親が突然小宮(こみや)家にやってきた。しかも母親は認知症。キャリアウーマンの妻と、気ままに生きる娘は介護に関わろうとせず、家族の間の溝は深まるばかり。しかし、小宮は母親への愛情があって見捨てることができない。そんなとき、いつでも明るくお年寄りを敬うことを忘れないフィリピーナのヘルパーに出会い、母親に、そして小宮一家に笑顔が戻る。しかしそこには、介護の現場で働く外国人の厳しい現実もあった。
レビュー1
4/52023/01/24 猫に噛まれた
親の年金と貯金がある無しで、施設に入れられるか決まる。 都内ではもう無理です。 そして他県の施設に入れる時は、行政は手助けゼロでした。東京のケアマネも何もしてくれないし、引き取る県のケアマネや包括センターも、住民じゃないから何もしてくれない。 もう大変だった。辛かった。闇に引きずられそうだった ヘルプされたかった