内容紹介
柏原兵三の青春小説「長い道」を原作に描いた、日本人誰もが涙する感動作。昭和19年から終戦までの一年間、主人公の進一とガキ大将タケシの友情と葛藤を描いた長編ドラマ。その後、作者自らプロデューサーとなった映画は日本アカデミー賞最優秀作品賞はじめ各映画賞を総なめにした。
レビュー1
5/52022/03/17 いいなあ
前巻より。 進一はタケシの本当の恐ろしさが、まだわからないから余計な誤解をうけチームに波風をたててしまう。彼は絶対君主的なリーダーであり進一にばかり構ってはいられないのだが、その辺りが分かっていない。 進一の不安がよく描写されている。無論利用するタケシの狡猾さも。