天智と天武-新説・日本書紀-

天智と天武-新説・日本書紀- (1)

更新ステータス
マンガ
作者
中村真理子 園村昌弘
掲載誌
ビッグコミック
出版社
小学館
5 (39)

内容紹介

正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか?まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!


レビュー33

4/52021/09/26 筋肉ピーマソ

自分が読んでた歴史漫画は、中大兄皇子、鎌足が正義で蘇我氏は悪のような描かれ方をしてた その真逆であり、なんとも違和感しかなく読んでる所です 立場が変われば見方も変わるわな 慣れるまでには時間がかかりそうだけど興味深い

5/52021/06/05 ぷーー

この漫画、めちゃくちゃ中毒性がある。 本当に面白い!!! 歴史のことだけじゃなくて、色んなことを考えさせられます。 みんなに自信を持っておすすめできる作品です。作者さん天才だと思います。


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