新装版 骨の音

新装版 骨の音

更新ステータス
マンガ
作者
岩明均
掲載誌
モーニング
出版社
講談社
5 (12)

内容紹介

大学で見かけた女の眼差しにただならぬものを感じた満(みつる)は、その正体を知ろうと彼女に近づく。(「骨の音」より)6年前に“自殺の名所”といわれる断崖で出会った変わり者の少女。彼女に命を助けられたサラリーマンの田村(たむら)。ふたりは都会のビルの屋上で再会する。(「ゴミの海」より)寄生獣への源流!!表題作「骨の音」、ちばてつや賞入選のデビュー作「ゴミの海」など、6作品を収めた岩明均初期短編集!


レビュー11

5/52024/10/02 ふなっしー

骨の音、最初読んだ時は「何じゃこりゃ」って思ってたのに、今となってはすごく大事な話になってます。 悲しみや衝撃が大きすぎると、ゆっくり向き合う間もなく心がロックされて強制的に安定状態に入る時があるのだと思います。悲しむべき時に悲しめないということは感情と向き合う上で非常に大きな悲劇であって、そこから救い出してくれる存在を描いているのかな、と個人的な解釈。後の寄生獣にも繋がる読み応えのある話です。

5/52024/07/07 ろろき

素晴らしい短編集でした。 和田山が好きすぎるw


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