内容紹介
病弱な藤峰は、山奥の屋敷で親の愛を知らずに育った。薫衣の君(くぬえのきみ)という謎の人物に惹かれるも、彼は言付けもなく行方をくらましてしまう。それから10年後、再び相まみえた2人はお互いに気づかぬほど姿を変えていた。薫衣の君は人の心を失い、魔族を従えた鬼と化していたのだ。彼の側近・焔(ほむら)は医者として藤峰を精神的に支えるが、やがて相手を必要以上に深く愛してしまうのだった。苦しみに似た愛情は、どのような結果を招くのか?そして藤峰の頭の中には、不思議な呼び声が響きはじめた!!平安ダークファンタジー絵巻、シリーズ第4巻。巻末には美麗な扉絵ギャラリーも収録!
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