内容紹介
田崎夫婦に圭子という女の子が誕生した。しかし発育が悪く、言葉らしい言葉を喋らない圭子に不安を抱いた母親は、2歳3か月になった圭子を医者に連れていくことにする。そこで圭子には知的障害と聴覚障害があると診断され……(第1話)。▼4歳になった圭子は、両親と共にろう学校の幼稚部に通い始める。同じクラスに清という少年がいたのだが、ある日ぱったりと登校しなくなってしまった。そして一週間後、再び幼稚部に現れた清と母親は……(第2話)。▼自分でスプーンを使って食事ができるようになった圭子。一方、清の家では、清を施設にいれようという話が持ち上がる。しかし夕焼けを見ようとしている清を見た母親は、もっと清と話をしてみたいという気持ちになる。その夜、家族で話し合い、清を施設には入れないと宣言する(第3話)。
レビュー21
5/52023/03/08 名無し
↓みるくさん 圭子さんは昭和40年初頭の生まれです 年代的にも今と違って 障がい者教育や子育ての情報は乏しかったと思いますよ? 公立の小学校に支援学級があったかどうかも私には分かりませんが 時代背景からして 虐待とかとは違う気がします
5/52022/07/19 通りすがりさん
小学生か中学生のときはじめて読み すごく考えされられました。障害があることがかわいそうなのではないと思います。 世の中みんな かわいそう。それでも 精一杯生きていく姿に自分も優しさをもってがんばろうと思えます。