内容紹介
古びた本のにおいに混ざる清潔で清廉なシャンプーの香り。かるく目眩がした、放課後――。「静かに本を読める場所が欲しい」と願っていた楢崎は、ひょんなことから学内で有名な素行不良の生徒・寺島のお目付け役に抜擢され、二人きりで放課後の図書室の受付をすることになる。初めこそ会話のない二人であったが、ページを繰る音だけが響く図書室で、楢崎は不思議な空気をはらむ寺島に次第に興味を持ち始める。やがて学校は夏休みに入り、お目付け役もお役御免となるが――。
レビュー8
5/52024/11/28 XYZ
「ごめん」にこんな爆笑したの初めて! 2人の掛け合いがとても心地よくて好き〜 全力でおすすめる!
5/52024/10/14 ミケ太郎
え、これみんな見てよ、まじで買って後悔ない ゆるさが…時間の流れがすごくいい