鼻下長紳士回顧録

鼻下長紳士回顧録 (上)

更新ステータス
マンガ
作者
安野モヨコ
出版社
コルク
5 (22)

内容紹介

20世紀初頭、フランス・パリ。売春宿で働くコレットは、訪れる“変態”的な欲望を抱えた紳士たちを相手に、出口の見えない生活を送っていた。彼女の唯一の幸せは、どうしようもなく惹かれてしまうヒモ男、レオンとの逢瀬の時間。…たとえ、彼がコレット以外の女のもとへ通っているとしても――…。「変態とは、目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように、自分の欲望の輪郭をなぞり、その正確な形をつきとめた人達のことである……」絢爛なる花の都の夜に息づく、安野モヨコの描く“変態”たちとは一体――? 8年ぶりの、安野モヨコ新作ストーリー! 「さくらん」「バッファロー5人娘」につづく、力強く生きる“娼婦たち”の物語。電子版では、雑誌収録時のカラーをすべて収録!!


レビュー19

5/52024/06/10 鬼の帝王

変態とは 目を閉じて花瓶の形を両手で確かめるように 自分の欲望の輪郭をなぞり その正確な形をつきとめた人達のことである 人の心の欲望をこんなにも美しい絵と詩的な台詞、そして数々の珠玉のエピソードで表現し尽くして下さった安野モヨコ先生こそ真の変態

5/52024/06/07 じょっか

むかし読んだ「パリ 娼婦の館」だったかな?あの本を思い出しながら読んじゃう 絵も綺麗で気になるけど絶対飛び込みたくない夜の世界…


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