鼻下長紳士回顧録

鼻下長紳士回顧録 (下)

更新ステータス
マンガ
作者
安野モヨコ
出版社
コルク
5 (15)

内容紹介

安野モヨコ、8年ぶりの新作ストーリーついに完結! 物語の舞台は、20世紀初頭のフランス・パリ。花の都の片隅にある売春宿で、娼婦のコレットは夜毎訪れる変態紳士たちの相手をしていた。彼女の唯一の救いは、時々現れては消えるヒモ男のレオン。甘い言葉を囁いては、金を無心するレオンを、コレットは突き放すことができないでいた…。しかし、近頃姿を見せなくなったレオンに、コレットの心はかき乱されていく。そうして、彼女は客からもらった1冊のノートに、“欲望”の物語を描き、自分と向き合おうとするが…。


レビュー5

5/52023/02/20 beer

何年も前に購入して数回読んだが、31才になったいまやっとこのプレイを理解できた気がする。 しかし何回読んでも毎回違う捉え方すると思うわ

5/52022/06/06 はづき

大好きな作品。弱い欲望は強い欲望を形作るためのピースになるというようなことが上巻で描かれてありましたが、下巻ではまさに小説家になるというコレットの願望のもとに、アイビーやエミールや小説家、そしてサカエやレオンがそのピースとして有機的に結びついていくかのようなラストは圧巻でした。願わくば、スピンオフでコレットの描くナナのその後の物語を読みたいです!!!


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