内容紹介
重傷を負い海没したレッドドラゴン・ファフニィルを助けるため、無人島に辿り着いた『神殺しの英雄』山田蓮司。そこで蓮司は、謎の女性ソルネアと出会う。彼女は無気力・無表情で、まるで生まれたばかりの赤ん坊のように何も知らなかった。蓮司のかつての相棒であり想い人――『神殺しの武器』“エル”のように。ソルネアとエルを重ねて見てしまう蓮司は、エルの犠牲によって成した魔神討伐後、魔王シェルファと交わした“約束”に思いを馳せる。――すべてに決着をつける時が来た。その予感は、すぐに現実のものとなる。「英雄ではない」と言い張り続ける男の紡ぐ英雄譚、第六章。
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