内容紹介
富士山麓の美しい街・S県横走市──。駐屯している自衛隊員が吐血し昏倒。同じ症状の患者が相次いで死亡した。病院には患者が詰めかけ、抗生剤は不足、病因はわからないまま事態は悪化の一途をたどる。それが、内科医・玉木涼穂が彷徨うことになる「煉獄」の入り口だった。生活感溢れる緻密な描写が絶望を増幅する。医療サスペンスの新星が描くアウトブレイク前夜!!
レビュー19
3/52023/02/03 きのこ
血液浴びた服着替えようぜ
5/52022/01/05 ひたか
何というタイミングで読んでしまったんだとちょっと震えた。 タイトルはカミュが由来?それを思うと正確な情報を正しく伝え上手く使うことの大切さ、大きな犠牲から学んだ新しい知識を次へと生かすことの大切さを改めて思い知ります。 知らない、分からない、経験がないことの恐怖を身近に感じるこのコロナ禍の前に読んでたら呑気な私にはこんなにも身に迫らなかったかも。 知識って大切です。