内容紹介
戦争に慈悲は無く――。 東西ヌミディアを巻き込み争う形になったカルタゴとローマ。前哨戦でジスコーネ率いるカルタゴとシュファクスの西ヌミディアの連合軍は数でローマ軍に勝っていたものの、スキピオの軍略の前に一敗地に塗れて敗走。さらにバグラデス川で争うことになった両軍の戦いは再びローマに軍配が…。果たして、劣勢を極めたカルタゴの選択した次なる一手とは…?
レビュー1
5/52017/09/19 さわK
本巻ではスキピオがついにハンニバルと相対する。 何を話すのかが楽しみだったが、買って正解だった。本作後半のやや駆け足な展開に対しても納得ができる。本作を好きで読んでいた方ならグッとくるのではないか。