内容紹介
残虐の暴君か、国を護りし英雄か――。15世紀中期。南にヨーロッパを席巻するオスマン帝国、西に大国ハンガリー。ふたつの強国に挟まれた小国・ワラキア(現・南ルーマニア)にひとりの若き公が戴冠する。その名は、ヴラド三世。国内政治は貴族に支配され、外交は大国の情勢に左右される中、ヴラドは故国・ワラキアを護るため、その才を発揮していく――。“串刺し公”の異名を取り、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』のモデルとなったヴラド三世。その実の姿に迫る、歴史ロマン。
レビュー3
3/52021/03/16 メガ眼鏡
え、ワラキアは帝国じゃないと思うんですがそれは
5/52021/02/15 *.。
全然名前の聞いた事ない帝国の、知らない歴史の話だけど難しくなくてスッとストーリーが入ってくるし、ヴラド公の静かで穏やかだけど内に秘めてる感じ(?)も魅力的で、この彼がどうドラキュラと呼ばれる暴君になってしまうのか、とりあえず面白いです!!