内容紹介
一緒に最高の死を迎えることを誓いあったカナメとシイナは、目の前で人が自殺する瞬間を目撃することになった。これをきっかけにシイナは、ますます死の思想にのめり込んでいき、カナメも彼女を追ってどんどん周囲から孤立していく。そんななか、カナメのコンプレックスの元凶だった母親が首を吊って死んだ。母の死をきっかけに父親に引き取られたカナメは、生活こそ変わったが死の思想が頭から消えることはなかった。ちらつくツグミの影とともに、物語は徐々に黒さを増していく……。
レビュー2
5/52018/05/05 悠翔。
人が抱える闇がぐるぐるまざってじわじわ蝕んでいく感じが、とっても怖くてドキドキしておもしろい。 里見さんは表情を描くのがお上手ですね。シイナの表情がいちいち可愛い。 みんながどうなっていくかこれから楽しみです。
5/52018/02/24 あららららららららら
面白いー!読んでると少し病むけどそれでも主人公達の行く末が気になる。最後のシイナの言葉が気になる