特装版「死母性の庭」

特装版「死母性の庭」

更新ステータス
マンガ
作者
曽根富美子
出版社
小学館
4 (3)

内容紹介

子どもは可愛い、自分の子どもならば尚更…… そう思っていた。“母”になるまでは。学業優秀で眉目秀麗、誰もが羨む経歴を持ち、理想的な夫を持った瞭子だったが、何もかも思い通りにいかない初めての「育児」に疲れ果てていた。母乳を飲まない息子、眠ってくれない息子、体重の増えない息子―― 正解のない育児の果てに瞭子の中で、次第にどす黒い衝動が芽生えていった。表題作「死母性の庭」ほか、母性に纏わる衝撃作「子どもの私が震えている」「アンビバレンス」「逃げられない女」を収録。「親なるもの 断崖」で女性の悲劇と強靱さを描いた曽根富美子氏の母とは?の真摯な問いを描ききる問題作、リバイバル配信開始。


レビュー3

4/52024/11/15 non

物語として読んでますが、こんなキチガイ母が世の中にいるんだなと思うとほんとに怖いです。私も子供がいますが大変だ、しんどいと思うことがあってもこんなにめちゃくちゃに殴ったり痛めつけたりっていう行動は理解できなかったです。衝動性強すぎるし、産後の~ではなく発達アリ(情緒)な人なんだなと思いました。脳の機能の障害で遺伝しないとはいえ、親子で...な人多い

5/52024/11/12 mariam

まだ独り身だけど、いつか子が欲しいと思ってる20代です。 "親なる断崖"から読みにきましたが、このような作品も描かれていたのですね。 憎しみに満ちた顔がとても上手くて感情が動かされます。 決して幸せな部分だけではない母親の苦労をが画力から伝わってきました。 でも私は虐待されてきた身なので、その反動か可愛がりたい精神が半端なく、反面教師として読んでいます。 事前予習として身に染みました。


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