内容紹介
楡との別れを受けいれた日帆は、家に引きこもってしまう。そんな日帆を思いやり、楡に「ばいばい」と告げる岬。それを聞いた楡が、ついに動き出す…!? 岬、楡、日帆、それぞれが向かう道は!? ついに完結巻!! 【同時収録】〆切その後エッセイ
レビュー34
5/52024/08/24 もぬもぬ
とっても心を動かされた作品です。。岬の、人を傷つけて絶望しようという誠実な覚悟や、あの状況で日帆の気持ちがわかるのは自分だけという達観してる考え方など、人間力にずっと惚れ惚れしてました。。かといって、最後の2人でやりたいという自分の気持ちに素直な部分も本当に魅力的だーー!そんな岬だからこそ最後あんな風に幸せな未来にできたのかなとほんとによかったーーー!と思います。最高な時間をありがとうございました
5/52024/07/03 non子
物語、絵、言葉、全てが素敵でした。 いくえみ先生の作品の魅力に気が付くことができて良かった。生きてきてよかったし、生きていきたいと思った。 中盤は本当に展開が読めなかった。それがまたリアルだった(本当の「人生」のようで)。ラストは綺麗にまとまって終わったけれど(小心者なので、それがとても嬉しかったです。岬が幸せになって嬉しかったです。)、詩的で美しい表現に胸を打たれました。ありがとうございました!