内容紹介
電信回線が運ぶアリス少尉とオーランド伍長の声。その途絶は、『言語の塔』への強襲制圧部隊『第1の大剣』による突入を意味していた。もっとも、計画を完遂した充足感のうちに生を終えようとする『抗・帝国軍』にしてみれば、要求に対する帝国の回答が銃弾であろうと構いはしない。刻限の日没が迫るなか、さらなる死と破壊に身を浸しゆく彼ら。その魂魄は陸上戦艦と呼ぶべき巨獣『蠍の王冠』となって、最期の咆吼を放つ…!
レビュー2
5/52024/01/19 海に潜むもの
獅子の人が哀れにだったな…と。 正義とは何かを考えさせられる巻でした。
5/52018/10/06 タロウ
今巻も内容が熱かった。一番良かったのが、自分は前巻のアリスの演説は結構筋が通っているなと思っていたが、伍長がアリス自身でも気づいていなかったズルを指摘して、アリスがパンプキンシザーズとしての立場に復帰したところですね。 何言ってんのか分からんと思うけど、読めば分かる。 あとアリスアリスって書くとメッサお嬢様ぽくて違和感があるな