内容紹介
現代日本の抱える問題点を抉る社会派ドラマ「罪を犯してしまった」者や「道を踏み外した」者たち。現代日本において再犯防止を考えるのは、必須の課題だ。保護観察対象者の社会更生の支援をするのが、保護司である。保護司は法務省が委嘱する非常勤で無報酬の国家公務員であり、ボランティアである。立場の弱い人間が抱える問題に、主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙する。保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とは何であろうか? 本作は現代日本が抱える問題を掘り下げる本格ヒューマンドラマです。サブキャラクターに前科者・斉藤みどりが登場し、物語は俄然興味深い流れになりました。是非ご一読ください。
レビュー5
5/52022/05/11 村人B
これはかなり面白い人間ドラマ。 主人公が完璧ではなく、主人公も前科者との関わりで気づきを得ていく。 そして展開スピードもちょうどよく、読んでいてストレスがない。
5/52022/04/07 中古物件
1巻すっ飛ばしてますが、面白かった。生き方、人間•親子関係、色んな考え方に共感したり、勉強になったりしました。