内容紹介
かつては海ほど大きく感じた父親は、どうしようもないさみしさを抱えた、ひとりのちいさな男だった。家族、故郷、仕事、若さ、記憶、感情……手の平から少しずつ零れ落ちていくように、大切なものをなくしていく父。その人生と、別れを描いたエッセイコミック。
レビュー7
5/52023/10/28 こにゃんこ
今日父の葬儀が終わりました。 うちの父は自分で命を絶ちましたが… たくさんの人たちに迷惑をかけ、そして温かい言葉をかけて頂き旅立ちました。 落ち着いたらもう一度読み返したいです。
5/52023/09/24 りんご
常に自分の父親と重ねて読んでしまっていました。 父親に対してどうに接していいのかわからなくて遠ざけてしまっていた後ろめたさや、どこか憐れんでしまう気持ちとか、いろんな感情をもろにつつかれてしまい、涙が止まりませんでした。 とても素晴らしい漫画、心に残る作品です。