夏へのトンネル、さよならの出口

夏へのトンネル、さよならの出口

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
八目迷 くっか
掲載誌
ガガガ文庫
出版社
小学館
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内容紹介

時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏。「ウラシマトンネルって、知ってる? そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入るの」「なんでも?」「なんでも。でもね、ウラシマトンネルはただでは帰してくれなくて――」海に面する田舎町・香崎。夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、『ウラシマトンネル』という都市伝説を耳にした。それは、中に入れば年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。その日の夜、カオルは偶然にも『ウラシマトンネル』らしきトンネルを発見する。最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。――『ウラシマトンネル』に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした話題作。※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。


レビュー3

5/52023/10/05 アングラー

最高!!!!

5/52021/07/17 Drs sho

とても良かったです。いや、面白かった、いや、感動した、、、色々言い足りないですがとにかく直ぐに小説に引き込まれ、夢中で読んでしまいました。。。梅雨明けの暑さが鬱陶しいぐらいに増してくるこの季節、こんな時期にこの本に出会えた事、本当に感謝。


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