内容紹介
俺はトガシ。生まれつき足が速かった。だから、100m走は全国1位だった。「友達」も「居場所」も、“それ”で手に入れた。しかし小6の秋、初めて敗北の恐怖を知った。そして同時に味わった。本気の高揚と昂奮を──。100mの全力疾走。時間にすれば十数秒。だがそこには、人生全てを懸けるだけの“熱”があった。 取材も、記録も、賞金もない。懸けるのはただ、尊厳だけ。アメフト部との決戦(リレー)のため、不登校となった“元全国1位”の陸上部部長・仁神の下を訪れた一同。そこで語られたのは、“才能”に翻弄された、壮絶な過去だった。仁神は再び、“熱”を取り戻すのか? 運命の号砲が、鳴ろうとしている──。
レビュー5
5/52024/04/20 たけまん
諦めたからこそ強くなれた。 挫折した者への希望だよ。
5/52022/09/01 小豆洗い
その内訳は予想してなかったぞwwスパイクカッコええな〜カラーで見たいな〜。部長の圧勝ぞでフリガナ読んでなくて急に武士やんと思ったわwwリレーラストのゴールの仕方が、良いねぇー、どっちもね。陸上のゴールの仕方なんだよね。