内容紹介
強く気高い姫武将は“恋”をするか―― 天文二十二年(一五五三年)、秋。景虎は京都上洛の道中、都を追われた時の将軍・足利義藤とその側近らと出会い、束の間の青春を謳歌する。彼らと絆を結んだ景虎は幕府復権の手助けを約束。義藤の側近・進士源十郎を伴い京、そして堺へと向かうことに。そこでは、義藤と敵対する三好長慶とその義弟・千宗易(後の利休)が、景虎を“目利き”すべく待ち構えていた――― 狭い茶室で繰り広げられる、一触即発の神経戦。そして、密かに進む武田の軍師・山本勘助による襲撃計画。次々と襲いくる窮地に景虎は――!? 東村アキコが描く本気の大河ロマン。女・上杉謙信一代記、動乱の最新第8集!
レビュー10
5/52024/07/14 くるま
宗謙さまの顔が浮かんだ… 私は、表情のあまり変わらない宗謙さまが、虎様を見つめる時の、どうしても滲み出てしまう愛しさに、いつもきゅっ、となっておりました… 虎様の孤独を受けとめ、包んでくださる、唯一の、心許せる存在… 宗謙さまは、虎様の恋に気付かないはずがない…切ないです。 でも、このお二人を、見守ります!!
4/52023/05/21 きよちゃん
お汁粉のくだりで爆笑したの私だけですかね?