内容紹介
女・上杉謙信の一代記、堂々終幕! 宿敵・武田信玄との最終決戦、第四次川中島の戦い。苦楽を共にした家臣と共に幾度となく出兵した川中島に着陣した謙信。果たして戦の神はどちらに軍配をあげるのか――― 女と男。大胆と慎重。義理と冷酷。常に真逆、相対する二人の長きに渡る戦い、遂に決着! 降る雪のように優しく、舞う花のように美しく、哮る虎のように勇ましく――― 戦国を駆け抜けた姫武将、その終幕を見届けよ。
レビュー10
5/52024/07/16 くるま
虎様が信玄のところへ真っ直ぐ突き進んでくるシーンがとっても好きです。 愛しい女が、生け捕りどころか、駆けてくる、凄いスピードで。たった一人で。 まさか?! 下心が、敗因でしたね。 口吸いから、もう勝負は決まってたかな?先手必勝、シビレました!(死語w) あと、繁信様が、村上様に討たれるシーンが、冒頭と、後半に分かれてるところや、槍が、怒りや怨みを込めて、一撃で貫通するところに、ゾクッとしました。
5/52023/11/23 へいへ
詩吟を長年やっている者です。鞭声粛々なんて聞き飽きたくらい、川中島の詩は馴染み深いのですが、この漫画を読めて良かったです。最初は「謙信が女性!?」と抵抗感がありましたが、読んでみると不思議で、みるみる納得し、続きを読みたいと思うようになりました。新しい視点、かつ、納得のいく視点で、詩吟にも大いに活かせそうです。多くの人に広めたいですね!とても素敵な作品をありがとうございました!!