内容紹介
密かに恋を育む虹と岳。そして迎えた夏… 大好きな人に触れたいのに、触れられない―― その苦しみの中、彼女はとうとう思い出した―― 「オレのこと、わかってくれるのは先生だけです」修学旅行の夜、日和(ひより)は桐生(きりゅう)先生と一夜を共にした。桐生先生のささやく「君が好きだから」という言葉は嘘だ。そうわかっていながらも、日和はその嘘に飲み込まれていく。「虹じゃないとダメなんだ」虹(にじ)と付き合っていることをクラスメイトに告白した岳(がく)。改めて岳から向けられる気持ちに、虹の心も動く。そして岳に触れられた虹に起こった“あの日”のフラッシュバック。自分を襲った犯人の顔を、虹は見ていた…!! 禁断のラブミステリー、最終回目前の第7巻!