内容紹介
お母さん、お腹すいたよ。早く帰ってきて…! 玄関にはびっしり粘着テープ。酷暑の中、電気の途絶えた暗い部屋で監禁された姉妹の悲痛な叫びが響く…! 高坂ゆりは小学1年生。病気の母・幸代と幼い弟ゆうたの3人でアパートで暮らしている。幸代は高校を卒業してすぐにデキ婚した後、離婚。女手ひとつで子供を養おうとするが仕事は長続きせず、職場を転々とした挙句、うつ病を発症、ゴミ屋敷と化した部屋で二人の子供を放置して寝込んでいた。母子の窮状にNPO法人から派遣されてきた世話好きの中年ボランティア牧田フキエが知恵を授け幸代に生活保護と児童扶養手当の受給手続きをさせる。ところが、受給日、通帳を見て目を輝かせた幸代は支給金で自分の服を買ってしまう…! 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が描く里親シリーズ第6弾!
レビュー1
1/52019/12/31 ゆりか
読んでる限り、お母さんは軽度の知的障害があるのかな…?と思う。自分の名前を漢字を書けないという点でとても疑問に思った。